ももPAPAです。きのう(5月12日)の夜、無効になったMT4チャートと口座を何とか復活させようと、ああでもないこうでもないと四苦八苦していると、
U-NEXTから1本のメールが・・
蓋を開けて見ると・・
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前回、初めて
無料体験コースに加入して その期間内で解約したんですが、うわさは本当でした。
ブログで交流のある方から密かに情報を頂いてて、心の隅に留めておいたところ
おぉ!! やっぱり来たか~ って感じで速攻で申し込みましたよ。(笑)
無料体験期間中に解約すれば料金は1円も発生しませんが、何せ映画にしても音楽・その他のコンテンツにしても、もの凄い量なので、映画だけで数本観れればいいかな~って感じですけどね。
日本テレビ系
『金曜ロードSHOW!』(金曜21時~)にて、2020年6月12日、19日、26日と3週連続で放送された映画
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(Back to the Future)3部作これまで何度観たことでしょう。 でも、何回観ても自分にとって飽きることはないんですよね。
今回はこの映画の回想記 ということで、TV放映された2020年から映画を回想してみましたので、その点 ご了解頂いて読んで頂けますと幸いです。
"リズムはブルース、Bで入って合わせてくれ" ――これは映画
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)で、マイケル・J・フォックス扮する主人公マーティがクライマックスのパーティーのシーンでバンドに向かって言うセリフです。
1985年、どこにでもありそうな町ヒルバレーに暮らすロック好き高校生のマーティ・マクフライは、変わり者の科学者ドクが作った自動車型タイムマシンで30年前の1955年にタイムトラベル
そこで若き日の両親が運命の出会いをするはずの現場を邪魔してしまう。このままでは両親は恋に落ちず、自分が生まれる未来もやってこない! マーティはなんとしても2人を結び付けようと奔走するのだが……、と、誰もがよく知る
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のストーリーです。
マーティは、両親が初めてキスをするはずのダンスパーティーを盛り上げるために、怪我をしたバンドのギタリストの代役として演奏する。そこでバンドから "お前もなにか一曲やれよ" と催促されて "懐かしいオールディを一曲、いや、僕がいた場所ではオールディです" と、ロックンロールの元祖的ミュージシャン、チャック・ベリーの名曲
"ジョニー・B・グッド "を弾き始める。
Back to the Future | Marty McFly Plays "Johnny B. Goode" and "Earth Angel"映画が時代を表現する際に、非常にありがたい役割を果たすのが音楽
特に50~60年代のオールディーズの名曲を大量投入して効果を上げたのが、ジョージ・ルーカス監督が自らの青春時代をモチーフにした
『 アメリカン・グラフィティ』(1973)時代設定である1962年にラジオでかかっていた曲ということで、前述の "ジョニー・B・グッド" を含む40曲以上のヒットソングが映画を彩った。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でも舞台となる1985年と1955年の違いを、音楽を使って分かりやすく伝えている。
ギター少年であるマーティは80年代に大ヒットしたヴァン・ヘイレンのようなハードロックバンドに夢中で、冒頭ではドクの家にある巨大スピーカーとアンプで轟音ギターをかき鳴らそうとする。
若き日の父親ジョージを脅すためにウォークマンで爆音を聴かせる曲も、ヴァン・ヘイレンのアルバム未収録曲
"Out The Window"だ。
劇中で映るカセットテープのラベルには
"VAN HALEN" の文字の上に小さく
"EDWARD"と書かれている。これはバンドの許諾が取れず、リーダーのエディ・ヴァン・ヘイレンが個人的に許可してくれたかららしい。
一方で1955年はまだロックンロールの勃興期
マーティが1955年に迷い込んで耳にするのは男性コーラスグループ、
フォア・エーセスが歌う
"Mr.サンドマン"1954年にコーデッツなど様々なグループに録音されて大ヒットしたポップナンバーでロックの激しさとは程遠い。
マーティが参加したパーティバンドが演奏する
"アース・エンジェル"も1954年にヒットした甘~いバラード曲
1955年12月という設定の中、田舎の高校のパーティーで流れるには時代考証的にもぴったりの選曲なのだ。
そこにマーティが "懐かしのオールディ" と言いつつ、音楽史的には3年後の1958年にリリースされる "ジョニー・B・グッド" を演奏する。それを電話越しに聴いたチャック・ベリーがロックのビートの洗礼を受けて、後に "ジョニー・B・グッド "をヒットさせることが示唆される展開は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の数あるタイムパラドックスネタでも飛び切り愉快な瞬間だ。
この映画が初めて公開されたのが1985年なので 今から37年前のこと
同作の内容をザっと説明すると・・
時は現代(公開年である1985年)
主人公のマーティ(M・J・フォックス)は、カリフォルニア州郊外の街ヒルバレーに住むロックギターをこよなく愛する高校生
ある日、彼は親友の老科学者ドク(クリストファー・ロイド)がスポーツカー、デロリアンを改造して作ったタイムマシンのタイムトラベル実験に立ち会う。しかし実験成功直後にドクは犯罪組織によって射殺される。
パニクったマーティは、デロリアンで逃げようとした結果、1955年のヒルバレーにタイムトラベルしてしまう。30年前のドクの協力を得て1985年に帰ろうとするマーティだったが、若き日の母親ロレイン(リー・トンプソン)と知り合ったことで自分が生まれなくなる危機に陥る。果たして彼は未来に戻れるのか……
同作の大ヒットを受け、1989年には
『パート2』が公開
実はこの第2作も、クライマックスの舞台はまたもや1955年
そこでマーティは『パート1』の自分に会わないようにしながらミッションに挑むことになる。
『パート2』で 悪役ビフ(トーマス・F・ウィルソン)が歴史改変された1985年の世界で経営する悪趣味なカジノホテルは、当時実在したアトランティック・シティのカジノ・ホテルをパロディにしたもので、実はその経営者こそが
ドナルド・トランプなのだ。
ビフのルックスやファッションもトランプ風 そしてこのシーンで描かれた荒廃したヒルバレーの光景を観客は、トランプ政権下のアメリカを予言したものとして受け止めるようになったと言われている。
Back to the Future Part 2 (7/12) Movie CLIP - Biff's World (1989) HD『BTTF』は翌1990年に、1885年の西部開拓時代を舞台にした
『パート3』をもって完結
3部作を続けて観れば、"腰抜けと言われると必ずキレるマーティ" "店で注文した飲み物を飲めずに終わるマーティ" "マーティが気絶して目覚めると横には必ず母親がいる" "手が届くかどうかでハラハラ" "肥料桶に突っ込むビフ" といった同じシチュエーションが執拗に繰り返されることで、全編を通じて唯一無二の笑いのグルーヴが生じているのが分かるはずだ。
『BTTF』3部作を生み出したのは、
ロバート・ゼメキス(監督、脚本)と
ボブ・ゲイル(製作、脚本)のコンビ
1964年のビートルズ米国上陸を描いた『抱きしめたい』(1978)や、日本軍のロサンゼルス攻撃を題材にした『1941』(1979、監督はスティーブン・スピルバーグ)といった過去の作品を観ても分かる通り、彼らの作風は史実への異様な拘りとドライなコメディ・センスにある。
『パート1』が公開されたのが1985年というタイミングも最高で、もし『パート1』が今年公開されるとしたら、「現代」は2020年に設定されることになり、タイムトラベル先は1990年 これでは日本製品の評価をはじめとする時代のギャップを利用したギャグが殆ど使えなくなる。1985年と1955年だからこそ、ゼメキスたちは破壊力満点のギャグを放てたわけだから・・
それは音楽の使い方にも当てはまる。1985年といえばマイケル・ジャクソンやプリンス、マドンナの全盛期
マーティもマイケルのお家芸ムーン・ウォークが得意な設定で、「パート2」「パート3」でもマイケル絡みのギャグが披露されていた。
Back to the Future Part 3 (2/10) Movie CLIP - Moonwalk for Mad Dog (1990) HD対して1955年はというと、ビル・ヘイリーと彼のコメッツの
"Rock Around the Clock" が大ヒットしたことで、アメリカの白人たちがロックンロールの存在をようやく知った年
そんなロック人気爆発直前の中、マーティは飛び入りしたダンスパーティで、チャック・ベリーのロックンロール・クラシック
"Johnny B. Goode(ジョニー・B・グッド)" を演奏する。ティーンたちにバカウケするのは当然だ。
しかしマーティの演奏に興奮したバンド・メンバーのマービン・ベリーが従兄弟のチャック(つまりロックンロールのオリジネイターであるチャック・ベリー)に "お前の探していた新しい音楽があるぞ" と電話したことでタイムパラドックスが起きてしまう。「Johnny B. Goode」がヒットしたのは1958年のことなのだ。しかも調子に乗ったマーティは、ザ・フーのピート・タウンゼント、ジミ・ヘンドリックス、そしてヴァン・ヘイレンのエディ・ヴァン・ヘイレンをコピーしたギターソロを弾きまくって、ロックの魅力を知ったばかりのティーンたちをドン引きさせてしまう。ぽかんとする観客にむかってマーティは弁解する。
「早すぎたかな。でも君たちの子ども(つまりロレインの息子である自分の世代)は理解すると思うよ」
『BTTF』が今年リメイクされたとしたら、このシーンはギャグとして成立しないはず。
そう考えると、親子世代の音楽の趣味が天と地ほど隔っていた1985年において、『BTTF』の主題歌「パワー・オブ・ラブ」を歌ったのがヒューイ・ルイス&ザ・ニュースだったのは、ベスト・チョイスだったといえる。ドゥーワップをはじめとするオールディーズ・ミュージックへの愛着を持ちながら、シンセや打ち込みの導入も厭わなかった彼らは、親世代の理解と、子どもたちからの支持の両方を得ていた数少ないロックバンドだったからだ(マーティの部屋には彼らの1983年作『スポーツ』のポスターが貼られている)。
Huey Lewis & The News - The Power Of Love (Official Video)『パート1』の高校のオーディション・シーンで審査員としてカメオ出演している、その
ヒューイ・ルイスをはじめ『BTTF』には何人かミュージシャンが出演している。『パート3』で描かれる1885年のパーティ・シーンでカントリーを演奏しているのは、テキサス・ブルースをルーツに持ちながらシンセや打ち込みを導入して人気を博していた(つまりヒューイ・ルイスと同じ方法論で成功した)
ZZトップの面々 また
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーが、マーティの人生の鍵を握る悪友ニードルズ役で登場していることにも注目したい。もっとも演奏シーンはなし。特異なルックスだけを買われての出演なのがおかしい。
最後にスコアを手掛けた
アラン・シルヴェストリについても触れておくと・・
映画史上最高の興行収入を記録した
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を手がけるなど、勇壮かつ重厚なオーケストレーションの魅力で現在、映画音楽界の頂点に君臨する彼のキャリアは、ロバート・ゼメキスとともに築いてきたものだ。
なぜなら、それまでテレビ業界でくすぶっていた彼が初めて手掛けた長編映画こそがゼメキスの監督作
『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(1984)であり、ふたりはそれ以降もコンビを組み続けているからだ。ちなみにふたりの最新コンビ作
『マーウェン』(2018)では、クライマックス・シーンで『BTTF』へのオマージュが捧げられている。
こちらは、ディズニー映画
"ウォーリィ" 2008年公開のアニメーション映画ですが、ロボットのウォーリィが可愛くて純粋で・・
子どもたちも大人も楽しめる お勧めの映画です。
ウォーリー | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス)さて、今回はムーディなサックスの調べを ということで
Grover Washington Jr(グローヴァー・ワシントン・ジュニア)のアルバム
Wine Light(ワインライト)から、タイトル曲
Winelightを、LIVE音源で♪
ヘッドフォンもしくはイヤフォンで聴くと、より深みと拡がりのあるサウンドで楽しめます♪
Grover Washington Jr. - Winelight