腕立て開脚跳び の指導のポイント をフォーカスして解説しました

ももPAPAです。


春らしい時節になりました。  ただ、まだ夜間は気温がかなり下がって 暖房が必要なここ、山陰です。


さて、今回から シリーズで、器械体操種目の中でも 基本的な技を取り上げ、そのポイントにフォーカスしてわかりやすく
解説してみたいと思います。

第1回目の今回は、小学校の3・4学年で行う運動種目 跳び箱運動の "腕立て開脚跳び" を取り上げてみました。


跳び箱



まず、改定学習指導要領に即して文科省より発行された教師用指導資料では、下記のように解説がされています。

小学校体育まるわかりハンドブック


跳び箱運動は、大きく分けて

切り返し系の技   そして、回転系の技  に分けることができます。

ここで取り上げる、"腕立て開脚跳び" は 切り返し系の技  になります。


運動を 構成要素で分けると、


"助走" "踏み切り"  ⇒  "第一空間局面" "着手""第二空間局面" "着地"

という流れになります。


この技の場合



できない子どもたちは、 

跳び箱を超えることができるかどうか不安 (超えることができなかったらお尻を打って痛いだろう・・)

などのような思いを先読みして 不安ばかりが先立って


"着手" まではできるけど それからあとの 突き放し ができないで  両腕がつっかえ棒になって跳び箱上に馬乗りになってしまう

これが非常に多いです。

なので、助走も 踏み切りも、自信のないものになってしまうことが多いです。


この場合


まずは、"跳び箱上の 馬身の 半分より向こうのほうに馬乗りになれるといいね"

と、馬身にテープを貼って目印をつけ  スモールステップで目標を持って子どもたちが取り組めるようにしていく
のが効果的です。

"さぁ 今日は 緑のテープの位置で手を着いて、手に近い場所に馬乗りになれるようにチャレンジしてみよう"

というように・・


そうしていくと、子どもたちは "跳び箱を超えるために着く手の位置" で 着手して馬乗りになることはできるように
なります。

そこまでいくのに ほとんどの子どもは、そんなに時間はかかりません。


それができるようになったら、 

"少しだけ助走にスピードをつけてやってみよう  そうすれば  必ず跳び越えることができるよ"

"補助してあげるから 安心してやってごらん"


というように声掛けをしていきます。



不安が拭えないうちは、助走から踏み切りに入る

トントントントントントントトーン   の  "トーン" の部分での両足踏み切りの局面で、膝が曲がったまま伸ばせず止まってしまう


こともあるので

その場合は、 

"あのテープの位置に両手を着いて 馬乗りになるために軽やかに、トーン と踏み切ってみようね"

"先生が補助してあげるから 心配しないでやってみようね 必ずできるよ"


というように、笑顔で声掛けしていくと 子どもたちは自信を持って取り組めるようになります。


跳び越えられない子どもたちは

"着手した両手を支点にした、跳び箱の向こうへ体重移動していく感覚"


これが感覚的に捉えられないことが 越えられない障壁となっていますから


補助 としては、


踏み切ったあと、テープの位置へ着手し、そこへ馬乗りになる寸前のタイミングで、腰に片手を当てて前方に送り出すような感覚で補助する

これがミソ  です。  

残った片手は、児童の肘あたりに添えます。


これを3~4回繰り返していると、 もうほぼ自力で 子どもは跳び越えることができるようになってますので 

"もう1回 補助するね"

と声をかけ  実際は補助をつけないでおきます。

もうそのときには、その子は 自力で跳べるようになっているはずです。



さて、ここで 跳び箱を使った、バラエティに富んだ技の数々を・・

一度はやってみたい技<跳箱編>

小学校体育で行う 腕立て開脚跳び は ここまで腰角度を開かなくてもいいのですが 競技会になると
そこらあたりと空間局面での姿勢が評価のポイントになります。


最後に  今回の1曲は


ももPAPAが最もリスペクトする曲のひとつ   この曲を♪

chase01_20150425195413f08.jpg


Chase - Get it on
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comment

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No title

ももPAPAさん    おはようございます♪

いつもありがとうございます♪
ももPAPAさんのように指導をしてもらって
いたらきっと飛ぶことができたと思います。
跳び箱と鉄棒が嫌で体育の時間が嫌い
でした。

No title

こんにちは。

跳び箱、私得意でした。
といってもただ飛んでるだけですけどね。
うちの娘も今、体育で跳び箱してるらしいです。

No title

ももPAPAさん    こんにちは♪

いつもありがとうございます♪
ももPAPAさんの教え方は子供さんにとって
覚えやすく安心してまかせて飛ぶことができ
てももPAPAさんが教えていた生徒さんは飛
べない子はいなかったでしょうね。
お尻をぶつけて痛くて恐怖だったのを覚えて
います。

こんにちは

跳び箱苦手でした…。というより、モチベーションが
全く湧きませんでした。

何故跳ぶか?跳ばねばならぬのか??跳んだところで
それが元々得意な人にはどれだけ努力しても敵わないわけで、能力的に全員が10段20段を跳ぶなんて絶対無理でしょう…!?。
徒競走も含めて、元々身体能力的な公平性がない
競技に対し、先生方はいかにモチベーションを
植え付けるのか?
その辺りの教育要綱ってどんなもんなんでしょうかね?
では5段以上跳ばせない!では、「ゆとり」の繰り返し
になっちゃいますしね。教育の難しさ、奥深さ…ですかね。

「黒い炎」私も中学時代大好きでした。
アルバムも落し玉で買いましたが、それは…
かなりツマラナカッタですね(笑)。

No title

pipさん こんばんわ

いつもありがとうございます。

運動も その他何においても それぞれ得手、不得手がありますし、運動そのものが嫌い という人もいます。

義務教育の中で体育が教科として存在するのは、特に小学校段階の子どもたちに 幅広く運動経験をすることで体の巧緻性だったり、調整力だったり そういった分野の能力が大きく発達する段階で色んな運動を行うことで、少しでもそれらを伸ばしていくことをサポートする そこに意義を設定しているわけです。

個人個人 得手不得手 そして能力の相違があるのは当然のことで 教育現場ではそれらを踏まえて 個々の子どもたちがその子に合った目標を設定して その目標達成めざして取り組む あるいは取り組めるように環境の設定をするのも現場教師です。

そして、その目標をスモールステップで達成していくことの
喜び・感動をその子が味わえれば・・
それがひいては、他の分野のことにもプラスに作用していくことまで思いを描きながら指導していくわけです。

器械体操が克服型の運動 と呼ばれる所以もそこにあります。

短距離走で、8秒間走 というのがあります。

これは、50メートルの距離を疾走するわけですが スタートの位置を 例えば1メートル間隔で設定し どこの位置からスタートするかは子どもたちが選ぶわけです。

スタート後、8秒たった瞬間にホイッスルが鳴り、そのときゴールを通過していれば自分の目標クリア となるわけです。
単調になりがちな単距離ダッシュを、自己目標を設定して個人の走力向上を図っていく ひとつの方法です。

その中で じゃあ 目標達成するにはどこを どうやったらいいか というハウツー が当然生じてくるわけで そのためには 例えば ストライドを大きくする 腕の振りを大きくする 一歩一歩、力強く地面を蹴る 腿を引き上げる・・

などの細かな部分を意識して・・ってことになるわけですよね。
小学校教育でも、幼稚園でも・・ 中学校でも 個に応じた教育というところがいちばん大切にされなければならないところです。

機械体操で 何で跳び箱飛ばなきゃならないの? って部分は いろんな運動体験を経験することで 巧緻性・身体の調整力を伸ばしていく というところに繋がります。

どんなに頑張っても跳べない子に対しては、その子が頑張れば出来る範囲での目標を設定していくことになりますね。

そのあたりは教師個々の指導面での力量にかかるところが大きいです。

No title

柴犬ケイさん こんばんわ

いつもありがとうございます。


跳び箱 鉄棒は敬遠されがちな運動の代表 といってもいいくらいですね。

どの教科でも言えることですが、体育でも まずは子どもたちに "運動することの楽しさ" を味わってもらうことを私たち指導者はしていかないといけません。

体育の時間が楽しい時間になるか そうでなくなるかは、多分に教師の指導力 特に指導の工夫 にかかっているところが大きいです。

子どもたちが縄跳びやドッジボールなどで遊んでいる昼休みなど 担任が 

"先生 実は鉄棒子どもの頃 嫌いだったんだよなぁ"

たとえば 今みんながやってる逆上がりがね"

などと言いながら鉄棒にぶら下がってやり始める・・

すると、意外や意外・・ 他の子どもたちもそこに寄って来て
"私もやってみる  僕もやってみよう"

ってなって 今までほとんど触れなかった鉄棒に 遊びの中で触れるようになる

すると、やらされてる感 じゃなくて自発的にやるわけだから その中で "出来た"
ってこともあったり・・

そうなると 疎遠だった運動が身近に感じて いつしかその運動を好きになっている・・

そうするとシメタものです。

逆上がり 今からでもまだ遅くはないですよ^^

No title

トトパパさん こんばんわ

いつもありがとうございます。

パパさん  跳び箱 お好きだったんですね。

実は 私は苦手でした汗^^

体育の時間の 跳び箱 だけは 妙な抵抗感があって・・

まず あれを失敗したら ケツが思いっきり痛いだろうな

という思いが湧き上がって そうなると跳び箱がさらに高く感じるんですよね。

体操指導してて、中学校の生徒がヘッドスプリングがどうしてもできない というので 

"苦手な跳び箱での演技はしたくないな" と内心思いながらも 意を決してやったら
踏み切って頭を馬身に着けて手で突き放す瞬間 首筋を痛めてしまって 2週間くらい ほとんど首が回せない状態でした;^^
なので 今でも跳び箱だけは トラウマを抱えているんです。

とんちゃん 今跳び箱学習してるんですね。
頑張ってね とんちゃん♪
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初めまして

ももPAPAと申します。


1953年生まれの獅子座(乙女座に近い獅子座です)

さすがに体力の低下は否めませんが、気持ちはまだまだ20代のつもりです。

血液型 O型

年はとっても気持ちは若く、ハートは熱いです。

大らかな面と、これは! とこだわる面もあって 部屋が散らかっていると気になって1日に2回は掃除をしています。
(ワンコの毛が舞い落ちることもあって そうしています。)

もともと好きだったことと自分の健康維持も兼ねて、4年ほど前にワンコを迎え、毎日元気と癒しを分けてもらっています。

"成せばなる 成さねばならぬ 何事も!"

"自分を信じ、未来を見据え、ブレない心で取り組めば、結果は必ずついてくる"
ももPAPAのモットーです。

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